カナヘビを飼育することになった経緯
私の子供が通っている小学校では、生活科の一環として教室でカナヘビを飼っているそう。
カナヘビは昆虫色のため、虫を捕まえる子供たちがいる教室では飼いやすく、見た目も可愛くおとなしいのでクラスの人気者になっているとのこと。
うちの子供はもっぱら見る専門らしく、餌やりなどの世話はクラスの「飼育係」の仕事と決まっているそうで、それがうらやましかったのか、家に帰ってくるたび「うちでもカナヘビ飼いたい!」と言うようになりました。
これが、我が家でカナヘビを飼うに至るきっかけとなるのです。
我が家にはペットがいないので、「犬が欲しい」「猫が欲しい」と日ごろから口癖のように言っていました。
犬や猫を飼うにはまだ年齢が浅い…でも生き物との関わりは持ってほしいと思っていた私は「カナヘビなら家の庭で時々見るよ」と伝えると、「捕って捕って!」の大合唱。
うちでもカナヘビが飼えると分かったことで興奮気味でしたが、「今度見かけたらね」と言ってその日は落ち着きました。
そして翌日。
話しはトントン拍子に進んでいきます。
私が庭いじりの為に庭に出ていたところ、お隣さんとの境目にあるコンクリートブロックの上にいたカナヘビを発見。
(な…なんというタイミング…)
と心の中で思いながら、
『ここで捕まえたら子供が喜ぶだろうなぁ…』という想いがよぎり、初めてカナヘビの捕獲を試みることにしました。
まずは木の棒を使ってカナヘビの背後で音を鳴らし、我が家の壁際まで誘導。
逃げ道が左右しかなくなったところで、片方を遮断しながら手で覆い隠しました。
尻尾を掴むと尻尾を切ることは知っていたので、そのまま優しくホールド。
無事カナヘビをゲットすることができました!
そのまま子供が学校で貰ってきていた虫かごにリリース。
なにも入っていない虫かごにカナヘビ1匹。
ここで私は我に返りました。
飼い方を知らない…そして餌はどうすればよいのか…と。
我が家に初めてきた、カナヘビを入れた実際の虫かご。
とはいえ、まずは子供にカナヘビを捕まえたことを報告して、その後『本当に生き物を飼う決心があるのかどうか』を話してから決めようと思いました。
そして子供が小学校から帰宅。
事情を話し、一応ネットで調べた寿命のことやいつか死んでしまうこと、生き物を飼うこととは、みたいなことをかみ砕いて説明しました。
それでも嬉しそうに目を輝かせていたのは言うまでもありません。
こちらが初めて捕まえたカナヘビ。
もうすぐ大人になるカナヘビでしょうか。
子供「かわいい~~~!」
私「確かに。よく見ると可愛いいねぇ…(ハート」
ここから我が家のカナヘビ飼育、そして爬虫類飼育が始まっていくのです。
次回は、虫かごでのカナヘビ飼育についてに進みます。