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カナヘビ飼育ブログ

カナヘビを飼う時の注意点とメリット・デメリット

最終更新日:2021/02/09 カテゴリー:カナヘビの育て方
手に乗せたカナヘビ

今回は私自身がカナヘビを飼育して気付いたメリットデメリットをご紹介してみたいと思います。
実際に飼ってみないとわからないこと、飼う前は知らなかったことなどをご紹介しますので、これからカナヘビを飼ってみようと思う方の参考になれば幸いです。

カナヘビを飼うメリット

1.なんといっても可愛い
カナヘビはカワイイ
私自身、こちらのカナヘビ飼育ブログについてでもご紹介しましたが、特別爬虫類が好きという訳ではありませんでした。
それでもカナヘビは表情豊かで愛らしい仕草をするので、すぐに「かわいいっ!」と思えるようになりました。

2.子供との会話が増える
カナヘビの会話?
日本の子供にはとても身近なカナヘビ。
室内飼育ができることにより、生きものを近くで観察することができたり、カナヘビを通じて家族間や友達との会話が増えるきっかけとなります。

3.シェルターから出てくることが多い
カナヘビは昼行性で、太陽と共に活動を開始します。
つまり人間と同じ生活サイクルなので、シェルターから出て活発に動く姿を見ることができます。
日中お仕事の方でも、お休みの日にはたっぷりと鑑賞することができるでしょう。

4.初期投資すれば、ランニングコストは安い
1匹のカナヘビ
カナヘビは住宅の庭や自然の多い公園などにいますので、容易に捕まえることができ、生体自体にお金は必要ありません。
また安価な水槽で飼うことができ、石や木なども拾うことができれば費用はかかりません。
唯一ライト類は必ず揃える必要がありますが、必要なのはこの程度で5,000円~10,000円程度。
餌も2日~3日おきで良く、多くは食べませんので、安価なミルワームなら1パックで3ヶ月~4ヶ月、人工飼料を食べる個体なら1パック買えば半年以上は持ちます。
参考:カナヘビを飼育するのに必要なものとお金について

カナヘビを飼うデメリット

1.捕まえてくる必要がある

カナヘビは大手のペットショップなどでは扱っていないので、基本的には庭や公園などで見つける必要があります。
また寒い時期は冬眠していますので、春~秋にかけて自力で見つける必要があります。

2.懐かない
手に乗せたカナヘビ
野生で捕まえてきたカナヘビは、警戒心が強く懐くということはないと思います。
『餌をあげると寄って来る』というレベルが限界かもしれません。
ただ、生まれたばかりの個体や孵化させて赤ちゃんの頃から育てた場合は、手から餌を食べたり、手に乗ったりということも可能な場合があります。

3.冬眠や越冬の準備が必要

カナヘビは変温動物のため、外気温が下がれば体温も下がり活動を停止します。
このため、自然界にいるカナヘビは冬に冬眠をしています。
飼育下においても、冬になったら冬眠の準備をしてあげるか、越冬するための保温器具を用意する必要があります。
参考:カナヘビが冬眠する様子と冬眠中の管理

カナヘビを飼うことのまとめ

カナヘビは犬や猫と違い、意思疎通のできるペットではありません。
99.9%のカナヘビは、名前で呼んでも近づいてこないでしょう。
その反面、環境さえ整っていれば飼いやすいとも言え、餌切れに強いので2~3日の(一時的な)外出も可能です。
もちろん吠えたりしないですし、散歩する必要もありません。

どちらかというと一緒に生きていくというよりは、『生体観察』という意味合いが強いのかもしれませんが、可愛いことは間違いありません。
見てるだけで癒されます。(私の場合は)

またカブトムシやクワガタなどと違って、愛情をもって育ててあげれば3年~5年は生き続けてくれます。
小学生ぐらいの子供と一緒に飼うのには、最適な生きものと言えるのではないでしょうか。

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